【ライヴ】木戸蔵之介ファースト・ソロ・ライヴ「二十才のころ」
ギター弾き語りライヴ+アフター・トーク+飲食タイムで構成されるイヴェントです。
○概要
・日時 2025年04月26日(土)15:30開場/16:00開演/22:00閉場
・場所 多目的空間・スペースへいわ(豊島区上池袋3丁目。詳しい場所は予約時にお知らせします)
・出演者 木戸蔵之介(歌とギター)、柴崎祐二(トーク)
・参加費 21歳以上:1500円/18歳~20歳:500円/0歳~17歳:無料 ←17歳以下のみなさんは無料になりました!
・定員 15名
・飲食 フリーフード、フリードリンク。ご自分での持ち込みも可。
*このイヴェントは【予約制】です。予約方法は下のほうをご覧ください。
*このイヴェントは現地観覧のみです。配信はありません。
○タイムテーブル(予定)
15:30 開場
16:00 ライヴ開始(木戸蔵之介)
16:45 トーク開始(木戸蔵之介×柴崎祐二)
17:30 トーク終了/飲食開始
22:00 飲食終了
*トーク以降は入退場自由。律義に最後までいなくてもかまいません。
○予約方法
当イヴェントは【予約制】です。予約受付は開始されているので、以下のいずれかの方法で主催者(鈴木並木)にご連絡ください。予約完了の通知時に、会場の場所と入場方法をお知らせします。
フォーム:https://forms.gle/Kznoa4WigdK4vW93A
メール:suzukinamiki@rock.sannet.ne.jp
ツイッターのDM:@out_to_lunch
・おおむね24時間以内に返信します。届かない場合は、お手数ですがご一報ください。
・ツイッターのDMを送受信するためには、主催者をわざわざフォローする必要はありません。返信が受け取れるような設定にしておいてください。設定方法→☆
*会場の場所をご存知の方は当日、予約なしで来てくださってもかまいません。ただし、満員の場合は入場をお断りすることもあります。
○参加費のお支払い方法
・当日入場時に、現金でお支払いください。1万円札でお支払いいただいた場合、お釣りは出ません。自動的に参加費が1万円になります。
・PayPayでのお支払いもかろうじて可能ですが、不慣れなためもたつく可能性があります。
○細かい注意
・来場が演奏開始予定時間(16:00)以降になる(=遅刻する)場合は、【絶対に】会場の建物入口のインターフォンを鳴らさないでください。演奏の妨げになるためです。主催者に電話などで連絡の上、指示を仰いでください。
・会場は一般家庭(居住用マンション)です。消毒用アルコールなどは用意しますし、適宜換気もおこないますが、検温はしないので、具合が悪かったら来ないでください(キャンセルの連絡をお願いします)。心配なひとも来ないでください。
・会場は一般家庭(居住用マンション)です。椅子席は限られており、あとから来た方はフローリングの床にクッションで(もしくは直接)お座りいただく形になります。確実に椅子に座りたい場合は、早めにご来場ください。
・会場は一般家庭(居住用マンション)です。普段お金を払って利用するような、いわゆる「お店」同等の音響設備、およびサーヴィスは提供されません。常識でご判断ください。
・プロの飲食業従事者以外のリアルな人間がつくった料理が食べられない人は、その旨を当日、早めにお申し出ください。はっきり言っていただかないと何度もお勧めしてしまう可能性があります。
・飲食物の持ち込みは自由ですが、すぐに食べられるものだけにしてください。会場での調理は原則として不可。切り分けや電子レンジでのあたためはできます。
○出演者プロフィール
・木戸蔵之介(きど・くらのすけ)
2005年、東京生まれ。ギタリスト、シンガーソングライター。幼少期からフォークやミクスチャーロックなど幅広いジャンルの音楽を聴いて育つ。13歳のときにポール・マッカートニーのライブを観たことをきっかけにエレキギターを始める。14歳からは同級生と共にバンド活動を開始し、サイケデリックロックやパンク、歌謡曲のカバーを中心に都内でライブを重ねる。
親睦のあるミュージシャンとライブでセッションを重ねており、ラップスチールギターも演奏する。伯父はシンガーソングライターのジョー長岡。
日々の暮らしの中で生まれる小さな感情や思い出、日常の景色を歌に乗せ、古臭い音色ながらも新しさを感じさせる独自の音楽製作を目指している。
・柴崎祐二(しばさき・ゆうじ)
1983年、埼玉県生まれ。評論家/音楽ディレクター。2006年よりレコード業界にてプロモーションや制作に携わり、多くのアーティストのA&Rを務める。単著に『ポップミュージックはリバイバルをくりかえす 「再文脈化」の音楽受容史』(イースト・プレス 2023年)、『ミュージック・ゴーズ・オン~最新音楽生活考』(ミュージック・マガジン、2021年)、編著書に『シティポップとは何か』(河出書房新社、2022年)等がある。
○フラッシュポイント(発火点)|鈴木並木
若い頃、ロックと呼ばれていた音楽に夢中だった気がする時期がわたしにもあって、でも自分にとってのそれはいつも、遠い時代の遠い国にかつて存在していた伝説的な音楽、だった。身のまわりにもあったはずの音楽の豊かさは、いくつかの例外を除いて、あまり目に入っていなかった。
だもんで、バイトで貯めたお金で飛行機に乗ってロンドンに行き、いまから思えば東京でも買えるようなレコードを買っては、ホテルの浅いバスタブの中でレコードを自分の身体の上に敷き詰めて「レコード風呂だ!」と言いながら写ルンですで写真を撮ったりしていた。そうして家に帰ってみると、買ったはずのキャプテン・センシブルがいない。どうやらレコードをベッドの上に広げて眺めていたときに、壁とベッドの隙間に落っことしたらしい。まだメールはなかったので、ホテルに手紙を書いて問い合わせた。結局、返事はなかった。
それから10年以上たったある日。少し年上の友人が、こんなことを言っていた。1990年代の初頭に下北沢のクラブに行くと、小山田圭吾やカヒミ・カリィを見かけることがときどきあって、当時は別に、ああまたいるなくらいのものだったけど、スウィンギン・ロンドンも、案外あんな感じだったかもしれないね。誰それと誰それが偶然同じ場所にいてすごいとか、あのバンドがこんな小さなライヴ・ハウスに出ていたなんてとか、その頃は当たり前で、きっとそんなにありがたみもなくってさ。
さらにまた10年か20年くらいたって、いまでもレコードを買ったり眺めたり、写真を撮ったりしている。さすがにもう写ルンですは使ってなくて、スマートフォンのカメラで、だけれども。
今年の正月に見た映画「私の想う国」で、監督のパトリシオ・グスマンが、クリス・マルケルから受けたアドヴァイスについて話していた。曰く、「火事を撮りたかったら、最初に火が上がる場所に前もっている必要がある」。そんな無茶なと笑ってしまったものの、マルケルに言われるとなんとなく説得力がある。たしかにそうかも、とも思えてくる。
そうだ。自分で自分に火をつければ、燃えているところを最初からじっくり、間近で観察できるな。そんなわけで、わたしたちの住んでいる家でもあるスペースへいわに、火をつけてみることにしました。
今回は、杉本拓、松村拓海に続くスペースへいわのライヴ企画第3回として、5月で20歳になる大学生、木戸蔵之介くんをお迎えします。懇意にしているシンガーソングライターのジョー長岡さんから、音楽好きの甥っ子・蔵之介くんの話を最初に聞いたのはいつ頃だったか。その後、ジョーさんやほかの人たちとのライヴを何度か見ているうちに、これから先も見届けていきたい、と感じるようになりました。去年の11月に那覇のバー、寿来(じゅらい)で彼の歌を聴きながら、うちでやってもらおう、と思い立ち、その場ですぐにオファーしました。
これから彼がソロやバンドで、ライヴ・ハウスやなんかに出る機会はいくらでもあるでしょうから、この日はそうではない、いわば「初期の木戸蔵之介」を、ごく親密な空間で、生に近い姿でご覧いただきます。参加費の1500円は、「蔵之介? ああ、スペースへいわで見たよ」と10年後に何食わぬ顔で自慢するための賭け金です(若年層のギャンブル依存防止のため、0歳~17歳は無料、18歳~20歳の方は500円にしました)。
ライヴのあとは、柴崎祐二さんをお迎えしてのトークの時間となります。蔵之介くんの音楽の魅力の読み解きと、これからの人生を音楽に関わって歩んでいくであろう彼へのアドヴァイスめいたもの――いわば、音楽の続けかたとやめかた、でしょうか――をお願いしています。柴崎さんご自身の若い頃、バンドマン時代のお話も聞けたりして……?
伝説は作れる。もう遠いところへ惹かれなくてもいい。お膳立ては済んでおります。あとはみなさまに見に来ていただくだけ。どうぞよろしくお願いします。

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